"西国三十三観音霊場巡り"の記事一覧

西国 第十一番 深雪山 上醍醐 准胝堂 (醍醐寺)

真言宗醍醐派の総本山で創建は貞観16(874)年。 御本尊は准胝観世音菩薩で聖宝理源大師が開基。 御詠歌  逆縁も もらさで救う 願なれば 准胝堂は たのもしきかな 何度か焼失しその都度再建されてきた。現在平成20年8月の落雷が原因による火災によりお堂が焼失したため、下醍醐・…

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西国 第十番 明星山 三室戸寺

本山修験宗の別格本山のお寺で創建は宝亀元(770)年。 御本尊は千手観世音菩薩で行表和尚が開基。 御詠歌  夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波 五千坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭からなり、ツツジ(二万株)・アジサイ(一万株)・ハス・秋の紅葉など四季を通じて美しい花が…

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西国 第九番 興福寺 南円堂

法相宗の大本山で創建は弘仁4(813)年。 御本尊は不空羂索観世音菩薩像で藤原冬嗣が開基。 御詠歌  春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲 藤原冬嗣が父 内麻呂追善の為に建てたお寺。 興福寺は藤原氏の氏寺であるが、南円堂は興福寺の中でも特殊な位置を占めている。 創建以来四度目…

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